AI時代を生き残っていくためにはAIを仕事で活用するスキルが大事になってくる

2016年頃からよく耳にするようになった‘AI’。メディアでも大きく取り上げられるようになり、AIという言葉自体が世の中に浸透してきたように思います。しかしながらAIをちゃんと理解している人は果たしてどのくらいいるのでしょう?

 

言葉ばかり知っており、中身を知らない人が多いのもまた事実です。これから先の未来はAIの進歩でいくらでも社会が発展していくとされています。

 

その中で、人間である我々が存在意義を確立していくためには、まずAIについて理解しなければいけない時代になってきているのです。


そう遠くない未来、私たちはAIの存在に我々の存在意義が侵食されてしまう可能性が高いとも言われています。

 

そもそもAIとは一体何なのか?

 

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AIはArtificial Intelligenceの略語になります。正式名称を聞いたところで何もわかりませんが、簡単に言うと人の手によって作られた知能になります。

 

すなわち、人口知能ということですね。人口知能をもう少し掘り下げて説明すると、通常人間が行っている知的な作業をコンピューターが模倣したソフトウェアやシステムのことを指します。

 

具体的に言うと、人間が言葉を話し、それを理解する過程や、論理的なことを頭で考え推論することを、経験から学習するコンピュータープログラムがAIになるのです。

 

人工的に作られた人間のような知能がAIという訳です。ちなみに、人口知能についての厳密な定義というものは現段階では決まっていないとされています。

 

その理由は、人口知能を研究している研究機関によって人口知能に対する解釈だったり、定義が若干異なっているからなんですね。

 

人口知能が今後、社会にもたらす影響とは?

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AIが発展していくと人間の働く場所がなくなると言われています。少し考えてみるだけでもそれは当たり前だと気付くことができます。

 

人間の言葉を理解して人間のように考えることができるロボットがいれば、人間がいなくてもあらゆる仕事がAIにとって代わってしまうことは言うまでもありません。

 

AIであれば、人間よりも優秀でしょうから、経験と共に知識が豊富になって、人間よりも多種多様な対応ができ、なおかつ正確。しかも人間のように人件費もかからない。

 

確かに初期投資は多額になることは間違いないでしょうが、それを加味してもその後の生産性や経費の軽減化を考えれば元が取れるようになるでしょう。

 

そうなると、今まで人間がしてきた仕事の大半はAIにとって代わっていくことでしょう。


ちなみに、2020年までになくなるであろう職業は、レジ係・受付案内業務・仲介業者関連・事務員etc…つまり、必ずしも特別の知識やスキルが求められない仕事にプラスして、データの分析や秩序的・体系的操作が求められる仕事がなくなっていくだろうと見込まれています。

 

実際に、ロボットが受付をするホテルや、店員のいないコンビニなんかが都心部で始まり大きな話題になったのもここ最近の話なのですから。

 

今後、人間がAI時代を生き抜くためには…

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AI技術が発展していけば人間の働く場所が減ることは間違いないでしょう。ただし、AIではなく、人間だからこそ求められるスキルももちろんあります。

 

現在、人間がしている仕事をAIが代替することによって、確かに仕事の効率化や新たな可能性に繋がることでしょう。

 

しかしその一方で、人間だからこそ身に付けられるスキルもあります。AIにはなく人間にしかできないスキル、それはまさに‘創造力’です。

 

基本的にAIは、作業を自動化したり、過去のデータから未来を予測することに長けていますが、人間ならではの感性といった部分に関しては、モノやサービスに価値を見出すことは今のAIの技術ではまだ難しいでしょう。

 

代表的な例でいれば、映画監督、ミュージシャン、コピーライター、研究者etc…です。これらの仕事は、創造性が求められる仕事になるので、今後もAIに代替されにくいとされています。

 

つまり、AIと共存していく世の中では人間らしい創造性が一つの武器になるのは間違いないのです。


また、AIと共存していく未来で、人間が作り出したAIを操作・活用できる人がいなければその力を発揮することはできません。

 

つまり、AIが普及した世の中で新たに求められるスキルが‘AIを活用するスキル’ということなんですね。

 

AIに関する教養だったり、知識はもちろんのこと、AIをどのように仕事に活かせば効率的か、などといった創造的な側面を考えることができる人も大事になります。

 

日本はこれから超高齢化社会に突入し、現役世代が少なくなっていきます。

 

そうなるとAIの需要も高まってくることは間違いなく、AIが我々の身近なものになるのもそう遠くない未来だと断言できます。

 

そうなれば、AIに対する理解を持ち合わせていることが、多くの人にとってAI時代を生き抜くために必要なことになるのではないでしょうか?

 

まとめ


AIは確かに優秀な知能です。将棋や囲碁の世界では既にプロを打ち負かしてしまう程の知能を備えています。しかしながら、いくら大きな力を発揮することができる技術だとしても万能という訳ではありません。


AIにはできなくて、人間にしかできないこともたくさんあります。これから先のAI時代を人間として生き抜くためには‘AIをうまく活用すること’これが大事になってくるのではないでしょうか?

 

人間が作り出した技術なだけに、操作・活用をしっかり考えうまく利用することができれば、AIは我々の生活をもっと豊かにしてくれる存在になることでしょう。